Dr.浅岡のもっと楽しく漢方! 第2巻 ケアネットDVD ebook free epub
Dr.浅岡のもっと楽しく漢方! 第2巻 ケアネットDVD 単行本 – 2007/3/16
家庭医学・健康, 薬草・漢方, 伝統医学・東洋医学 (本), 浅岡 俊之
によって 浅岡 俊之
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第4回「見えない檻」 「檻」とは猛獣などが逃げ出さないように設けるもの。つまり空間を隔てるために用意されるものです。我々人間の間でも「世界を隔てる」という意味でいつも檻をつくられ、内と外を区別しようとします。はっきりと意識して檻に入ったり、檻の外へ出たり、そんな時もあります。しかし時には無意識のうちに「見えない檻」に囲まれることもあるかもしれない・・・。「○○なら△△」という解説(多くの場合それは正しいのだが)を、何度も繰り返し唱えられているうちに初期には肝心であったはずのポイントが逸脱してしまったり、あるいは結果として誤った解釈になってしまうこともあります。西洋医学においては配慮されないことでも東洋医学にとって重要な鑑別点とは何でしょうか?第5回「美食の報酬」 美食を嫌う人はまずいないでしょう。しかしその「報酬」は・・・?「美食」を「薬」に置き換えても同じことが言えます。「楽になりたいから薬を」→「でも副作用は嫌だ」→「漢方なら安心」→「だから漢方治療で」という図式は、漢方薬の人気を支えている一つの要素です。しかし漢方薬も薬ですから、その「結果」について考えておかなければいけません。例えば「冷え症」は漢方治療の十八番であり、冷えた患者さんに温熱薬を投じると症状が楽になることは事実です。また一方、「漢方で体質改善」と言われることがありますが、これは「症状を取り去るだけでなく、根本から治療しなければ」ということなのでしょう。しかし、「冷えているから温める」のであれば、温めるのを止めたときの「結果」はどうなるのでしょうか?今回は、「本治」と「標治」をキーワードに漢方治療を探ります。第6回「逆転の構図」 東洋医学の重要な考え方に「寒熱」があります。もちろん寒と熱は反対側に位置するもの。しかし、だからといって無関係であるとは言い切れません。女性に多くみられる「冷え症」、これは実際に冷える部分(足など)に触れてみると確かに冷たくなっています。したがって、診断は「寒」。一方で、風邪をひいた時の診断として知られる「表寒」の時には、多くの場合、体表は冷えてはおらず、反って発熱。つまり体表は温かくなっているのに診断は「寒」。これはいったいどういうことなのでしょうか?一見、真逆に思われるものが実は深い関係にある。そんな逆転の構図を解説します。
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